高齢化社会を支えるソーシャルワーカーと医療施設を繋ぐサービス「KURASERU」が5,000万円の資金調達


 
6月11日、神戸に本社を構えるスタートアップ、KURASERUが500 Startups Japan からシードラウンドの資金調達を行ったと発表しました。調達額は5,000万円。
 
病院と介護施設をつなぐソーシャルワーカー・ケアマネージャー向けSaaS「KURASERU」、500 Startups Japanから5,000万円をシード調達(THE BRIDGE)
 
介護業界に詳しくないので、この「KURASERU」という料理動画に似た名前のサービスがどのようなものなのかわからなかった。在宅での療養が難しい入院患者が退院するタイミングで、ソーシャルワーカーは次の受け入れ先病院を探すのだそうだ。こういう作業は家族なり元の病院なりが行うのかと思っていた。そしてこの「次の受け入れ先を探す」作業というのがかなりの手間らしく、そこを解決するサービスが「KURASERU」ということになる。
 
まずは地元の神戸でサービスを展開し、多くの施設で採用されているそうだ。今回得た資金を使ってサービスの無料化を行い、サービス地域を拡大させていくとのこと。これからの高齢化社会において重要なサービスになりうるかもしれないですね。