カラー暗視技術を持つナノルクスがSamsungなどから2億1,592万円を調達


 
産業技術総合研究所によって発明されたカラー暗視技術を用いて製品展開することを目的として2010年に設立されたナノルクス社。つくばに本拠を構えるこの技術系ベンチャーが第三者割当増資を行い、2億1,592万円の資金を調達したそうです。
 
真っ暗闇でカラー撮影ができる暗視カメラ開発のナノルクスが約2億1600万円を資金調達(TechCrunch Japan)
 
今回の資金調達では Samsung Venture Investment 、日本ベンチャーキャピタル(NVCC)、きらぼし銀行のファンド(GPはフリーバンク社)、筑波総研。
 
ナノルクス社は前述の通り2010年創業とスタートアップと呼ぶには少し社歴が長いが、日銀や外資系企業でのキャリアを持つ祖父江基史氏が2015年にナノルクス社の社長に就いてから文化が少し変わったのだろうか。昨年ASUSなどから資金調達を実施し、今回再び資金調達。スピードは確実に上がったようだ。祖父江氏については下記インタビューをご覧頂ければと。
 
インタビュー:株式会社ナノルクス 産総研ベンチャー創出・支援プロジェクト(TECH Meets BUSINESS)