金髪は渋谷でも目立つっぽい

ヤナティさんと犬

@takanori1976が投稿した写真 –

イタモト社で一日作業。頃合いの時間になったので帰宅しようと渋谷駅に向かって歩いていると「おおしばさーん」という声が。きょろきょろして見るとヤナティさん。走行中に僕を見つけたから止まって声かけてくれた。恐縮です。

家入さんの新刊をみせてもらった

150522
家入さんの新刊の見本を読ませてもらった。


ペパボの事はロリポがスタートした頃から当然知っていて、2005年3月の赤坂NINJAでの会食で家入さん達とお会いした時の事はいまでも鮮明に覚えてる。目も合わさずに、お互い淡々とコーラを飲んでた。その後ペパボは上場し、家入さんはCCO、そしてペパボを離れて、カフェを経営したり、太河さんとVC作ったり、CAMPFIREやBASEなどを作っていった。その流れは全て知ってたし、追っていた。ただこの本を読んで、その裏側にはさまざまなドラマがあったことを知った。僕が「知って」いたのは表面のほんの一部分でしかなかったんだな、と。本の中で繰り広げられる生々しいドラマのキャストの多くは今僕の近いところにいる。家入さん、太河さん、鶴岡さん、内山さん、そしてケンタロさん。僕は「キャスト」ではないけど、まるでその一員になったかのような錯覚に陥りながら本を読み進めていった。時間も忘れ、一気に読み終えた。


去年の始め。僕がEVに入る直前。六本木に太河さんを訪ねていった時、たまたまBASEの役員があり、太河さんに「大柴さんも一緒にどうですか?」と誘われ、A971で家入さんに久しぶりに会った。「サムライ辞めるんですよ」「あ、そうなんだ」みたいな会話をしたのを覚えてる。席には女性もいた。太河さんが「こちらが内山さんっていって、家入さんの秘書をやってくれてて。内山さんがきてくれたので家入さんをつかまえやすくなったんですよ。ハッハッハ」と紹介してくれた。内山さんは「よろしくお願いします」とにこやかに挨拶した。一通りの挨拶を終えると鶴岡さんはいつもの調子で会を進めた。


EVに入り、その後BASEの監査役をやらせていただくことになった。家入さんと同じ会社の役員会に出るのは何だかちょっと不思議に感じだった。内山さんとはEV、BASE両方で一緒なのでいつも近くで見ていたが、圧倒的な事務処理能力と強靭なメンタルを持つすごい人だった。この本には内山さんの事も多く書かれている。その内容に驚くとともに、改めて尊敬の念を抱いた。家入さんのもとには不思議と優秀で面白い人が集まる。それは誰もがまねできるものではない、得難い才能だと思う。


家入さんとは渋谷オフィス7階の某所で偶然会う事がある。何と言うか、すごく自然体だなって感じる。良い意味で力が抜けているというか。力が入っている時はキレの良いボールは投げられない。きっと良いボールを投げそうだ。BASEはBASEで飛躍の時を迎えている。家入さんもBASEも期待せずにはいられない。新たなフェイズに入ったのは間違いない。